みなさん、こんにちは。今回は、【認可保育園と認証保育所って何が違うの?】というテーマで 、3人の子供(OB 小学生、在園児 2 人)の母がお伝えします。


 一般的にみなさんが「保育園」と聞いてイメージするのは、認可保育園でしょうか?認可の定義は「国が定める規定をクリアした保育施設」であること、そして入園を希望する保護者は「行政」に申込みをし、規定を満たした場合、入園することができます。

 一方、まごめ共同保育所(以下まごめ)は「東京都認証保育所」です。
 そもそも認証保育所という言葉自体に耳馴染みがない方も多いんじゃないでしょうか。これは、待機児童が特に多かった 2001 年に保育の受け皿を増やそうと面積基準を緩和することなどにより 保育事業参入を促し、ニーズに応えようと東京都が作った制度です。認可とは異なりますが、「認可外保育施設指導監督基準」という厚労省の指針に基づいて、定期的に行政からの立ち入り調査も実施され、保育の質が保証されています。
 都の認定を受けている、ということは言い換えれば、都のお墨付きをもらっている、と考えてもらっても良いのかな。    


 認可との違いについては、契約に行政が絡まず、経営側と利用者が直接契約を行うこと。認可では必須とされる親の就労状況についても、必ずしもそこのみを重視するのではなく、まごめの理念に共感してくれる家族に仲間になってもらいたい、と考えて入園選考を行っています。
 また、認証の大きな特徴としては独自の保育ができる自由さ!ルールに縛られず、街を遊び尽くす、子供の楽しいを追求する保育がしたいまごめは、敢えて認証の道を選んでいるのです。
 まごめが日々どんなに魅力的な保育をしているかについては、親ブログの他のページに書かれているので是非覗いてみてくださいね!

 ここで少々の昔話を。
 まごめは、それまで保育園の少なかった馬込地域において自分たちで保育園を作ろう!と親たちの力で資金集めをし、1975 年に大田区中央一丁目で開園(詳細については HP の「まごめの成り立ち」を読んでみてくださいね)。
 数回の引っ越しを経て、2003 年に東京都認証保育所の認定を受け、現在の西馬込に移転しました。開園してからは今年で 48 年目、認証になってからちょうど 20 年目になります。
 と、書いてしまうと一言で終わってしまいますが、過去には大田区から当時「民間指定保育室」として出ていた補助金が財政難で減らされる!子供が集まらず経営難!行政の保育政策の方向転換などにより、このままではまごめが無くなっちゃう!・・・と幾度も幾度も危機が訪れました。その度に親と職員が膝を突き合わせて話し合い、道を切り開いてきたんです。
 そのマインドは形を変えながら、今でも引き継がれています。

まごめの歴史が詰まった1冊
現在のまごめ共同保育所外観




 そんなまごめに興味を持ったそこのあなた!まず は一緒にお散歩に出かけましょう。お待ちしています♪






■入園説明会について

日時:2023年11月11日(土) 10:00~11:30(開場:9:50)

場所:まごめ共同保育所 (大田区西馬込1-18-13)

申込方法:お電話にて受付けます。( 水曜日を除く平日14時~16時 にお電話ください。 )受付時間内にお電話が難しい方は飛び込み参加も可能です。

事前予約特典:おもちゃやお菓子などご用意しております。

電話番号: まごめ共同保育所(03-3771-1969)



■ 保育見学について

施設内の見学は、随時受け付けております。
ご希望の方はお電話ください

まごめ共同保育所(03-3771-1969)

・保育見学の日程

月・火・木・金いずれか

9:45より30分から1時間程度です

 まずは子供たちの過ごし方を間近で見て、まごめの保育を肌で感じてください!