みなさん、朝晩寒くなり、日が落ちるのが早くなりましたね。「親が勝手にブログリレー」9番手・4歳児の娘と小2の卒園生を持つ母です。

ほぼ在宅勤務ですが、なぜか以前より慌ただしくなっている気がする今日この頃です…

さて、今回のテーマ『異年齢保育』。一言で言うと…『学年別が当たり前?本当?』そんなお話です。まごめは普段から赤ちゃんチーム(0歳児・1歳児)・中くらいチーム(2歳児・3歳児)・大きい子チーム(4歳児・5歳児)と、異なる学年の子が一緒にお散歩に行き、ご飯を食べて過ごしています。

学年別の教室はありません。赤ちゃんは2階、中くらい+大きい子は1階、全員同じ部屋で暮らしています。

時には赤ちゃん+大きい子、中くらい+大きい子というコラボや、夏休みや年末年始などの登園児の少ない日は「全学年で1チーム!」なんてこともあります。

そうすると、何が起きるのか…子どもがそれぞれ勝手なことをして、カオスになるのか。

いえいえ、ご安心を。

小さい子一緒だと、大きい子からは自然に『一緒につなぐ手』が、『小さな歩幅に合わせて歩く足』が、『周囲をいつも以上に見る目』が、『「○○ちゃん泣いてる!」と聞き取る耳』が、『「××は危ないからしないよー」と小さな子を守る声』が出ます。

実際、我が娘(=体小さめ)は自分より体の大きく歳の小さい子の手を引き、「引きずられそうになりながら、一生懸命一緒に歩いてくれました」と保育ノートに書かれていた日がありました。「小さい子を助けられるのはかっこいい!」なのです。

赤ちゃんはそんなお兄さんお姉さんの愛を全身に受け、どっぷり甘えます。(愛が重すぎて明らかに迷惑そうな顔をする時もありますが…まぁご愛嬌。)

小さい時にたくさん甘えるから、大きくなっていくにつれて自分の立場・役割を理解し、行動する力が育つ、まごめにはずっと前からそんな自然なサイクルがあるのです。

…なので、学年なんて関係なし!全員が1つ屋根の下で生活を共にする、大事な仲間であり家族。

もちろんけんかもするけれど、日々助け合い、刺激を受け合って、それぞれの立場・役割を理解しながら過ごしています。

赤ちゃんのいるお家だとまだ先と思われると思いますが(私もそう思ってはいました)、卒園生の話も少し。

卒園生がまごめに来ると、子どもたちに永遠と追いかけ回されたり、子どもたちが上に山積みになりただ下で耐えたりする理不尽な姿を見かけます。

卒園生とはいえ、痛い時も、しんどい時もあるはず。でも、卒園生は、怒る様子もなくニコニコ。もうお分かりですね。

卒園生もずっと受け継がれてきたサイクルのメンバー。『自分の立場と役割を理解して行動!』なのです。

ほらね、やっぱり学年なんて関係ないでしょ。ここには本当の兄弟姉妹とも違う、何だか不思議な関係が存在します。

ぜひ、この不思議な仲間の一員になりませんか?愛にあふれ過ぎる子どもたちが赤ちゃんを待っています♪

親ブログもいよいよ10番手!今年度の新人さんだけど、ママとしては大きなお兄ちゃんのいる先輩!小学生の悩み、聞いて欲しい…いつでも笑顔の素敵なあの方にバトンタッチです。

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まごめ共同保育所では、2021年度新規入園希望者の保育見学を受け付けています。
詳しくは、下記をご覧ください。
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11月7日(土)10時から入園説明会を行います。詳しくは下記をご覧ください。

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